ただし、サッカーの試合時間は90分なんだよ・・・

オシムジャパンの初戦を見に行ってきました。2点目が入るまでは人とボールが動く良いフットボールだったと思う。そこからは相手のペースに合わせてしまったのか、湿度に体力を奪われてしまったのか、動きが止まってしまい膠着してしまった。まあたった3日の練習ですからそれほど大きな物を期待するのも可哀想な話ですが、「おー、さすがオシムジャパン!」と感嘆するところまでは至らず、先週観たA3のジェフの方が良いゲームをしていました。

両サイドバックの攻撃参加がもっと頻繁にあっても良かったのと、大きなサイドチェンジが効果的に出ていれば、もっと印象は違っていたと思います。一番印象的だったプレーは後半の鈴木啓太〜山瀬〜田中達也〜長谷部と渡って、相手DFの裏のスペースに飛び込んだ山瀬がもう少しのところで届かなかった、流れるようなダイレクトプレー。これはお見事でした。

それから興味深かったのはゲーム前のアップで攻撃陣と守備陣に別れて実践さながらのハーフコート・ゲームをやっていたこと。ああいうのが見られるのは貴重だから、代表戦はキックオフの1時間前に行って練習を見る価値アリですよ。

試合後のオシムのコメント
「選手たちに走るチカラが残っているあいだは良いゲームを展開できたし、コンビネーションも良かった。ただし、サッカーの試合時間は90分なんだよ・・・」。

もっと走らなきゃいかん、ってことですね。

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リカバーできません サムライ・ブルーの惨敗から・・・

2戦目を終わったところで予選突破が相当厳しいことはわかりきっていたけれど、例え負けたとしても、優勝候補のブラジル相手に内容の良い試合をし、日本代表の進化を世界に示してくれると思っていた。結果は、世界が近くなっていたと思っていたのに、実際はまだまだだったことに愕然としてしまった。なんかこのやりきれない喪失感は失恋した時とちょっと似ているものがある。

Osim未だワールドカップの途中だというのに次期監督がオシムにほぼ決定した。現段階としてはベストの選択ではないかと思う。彼なら良い方向に導いてくれるハズ。彼のことを書いた「オシムの言葉 - フィールドの向こうに人生が見える」はテレビ番組のブックセールスによると3位に入っているそうで、驚きだ。僕の今の気持ちを少しでも和らげてくれるきっかけになるのではないかと期待し、各店で在庫薄のこの本をゲットしてきて読み始めようと思った昨日、中田英寿の引退が発表された。

正直、彼のプレースタイルがそれほど好きなわけでもなく、少し冷酷にもとれる言動もあまり好きにはなれなかった。しかし衝撃は大きかった。理由はわからない。日本人のフットボーラーの引退がこれほど世間に与えたのは間違いなくこれが初めてだ。誰もが感じているように一時代の終焉を感じてしまったからかもしれない。

ワールドカップに話を戻すと、個人的には8回目のワールドカップを迎え、日本は3回目の出場となった。初出場となった98年大会は出場するだけである意味満足だった。02年は自国開催で予選リーグも突破。最後のトルコ戦だけはモヤモヤの残る結果となってしまったが、後のトルコのゲーム内容を見れば負けたのも納得できた。だから、結果どころか日本がどんなチームであるのかさえ見せられないまま敗退した今大会が個人的には最も堪えた。これからイタリアVSドイツ、フランスVSポルトガルの準決勝でいよいよ大詰めをむかえているが、残念ながらいままでのワールドカップのようには楽しめない自分がいる。

しかし日本はフットボールもワールドカップの歴史もまだまだ浅い。僕がワールドカップを見始めた頃、ブラジルは負けるたびに自殺者が出たり、ショック死する人が耐えなかった。最近でこそそんなに極端なニュースは聞こえなくなったが、そんな歴史を持つ国には、まだまだ敵わないのだ。

さすがに自殺者までは出ないにせよ、今回の惨敗に心底落胆し、日本を代表するプレイヤーの引退に茫然自失となった我々は、こんな経験を乗り越えてこそ強国と闘える国になるのかもしれない。本当の意味での世界への第一歩、一時代の終焉ではなく、新しい時代の始まりだと思いたい。

Warumono著者の木村 元彦さんは旧ユーゴのフットボールに明るく、「悪者見参—ユーゴスラビアサッカー戦記」は本当に名著だと思います。「オシムの言葉 」を読んだなら、是非こちらも読んでみてください。

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心臓が口から飛び出そうです!

クロアチア戦のハーフタイムに川平慈英が言ったコメントです。

Kawaguchiやや青ざめた感じ真面目くさった表情で、ほとんどの日本国民の(いやクロアチア国民もか)心境を代弁するような一言を放ったので、なんか可笑しくなって吹き出してしまった。

不満を言い出したらきりがないゲームでしたが、これほどハラハラ、ドキドキのスリリングな感覚を味わえることは、そうそうあるもんじゃない。その感覚を優勝候補ブラジルとの試合で再び味わえることは、フットボールの女神が僕らに送ってくれた素敵なプレゼントなわけで、多いに楽しみたいものです。

僕が考えるジーコ・ジャパンのベスト・ゲーム。昨年のコンフェデレーションズ・カップでのブラジル戦のダイジェストを大一番の前にチェックしてみてはいかがでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=0VK6jhSpoRE&search=kaji

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美しく敗れる事を恥と思うな、無様に勝つことを恥と思え

Cruyff1モダン・フットボールの立役者ヨハン・クライフの言葉です。
オーストラリア戦の日本は”無様に勝つこと”を選び、逆転負けをくらった最悪の結果だった。あと2試合は”美しく敗れる事を恥と思わず”闘ってほしいものです。昨年のコンフェデレーションズカップでは最終戦でブラジルと対戦し、2-2の引き分け。予選リーグは突破できなかったが、大会3試合を通じて魅せるフットボールを展開してくれた。例えトーナメントに残れなかったとしても、美しく敗れるのであれば僕は納得しよう。

究極の精神状態、体力の限界との戦い、崖っぷちからに追い込まれた者のひたむきな姿。
スポーツの感動はそんなところから生まれるのだから。

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4年ほど前ではないけれど

Oguroワールドカップが近づき各チャンネルのニュースがサッカーで持ちきりなので、ちょっとした特別番組やドキュメンタリーなども見逃せないここ最近。先日TBSの「バース・デイ」で大黒選手を取り上げていました。フランスの2部リーグ、グルノーブルに移籍してまだ充分な活躍ができていないという認識を持っていましたが、地元の人たちは「長くこのクラブを応援してきたけど、大黒が最高のフォーワードだね」という意外な評価をしていました。なかでも「この街を代表してワールドカップに出るんだ。応援しないわけにはいかないよ」なんていう声にはちょっと感激しちゃったなぁ。

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チャンピオンズ・リーグ

Bergkamp6、7年前にチャンピオンズ・リーグの予選リーグで対戦したバルセロナとアーセナルのゲームを聖地ウェンブリー・スタジアムで見た。アウェーのバルサが勝ち、アーセナルは予選落ちを余儀なくされたのだが、生で観た中では今でもベストのゲームだ。今年のチャンピオンズ・リーグの決勝にも、その時同様のダイナミックなフットボールの試合を期待していたが、アーセナルのGK、レーマンの早い段階での退場。そしてアーセナルがフリーキックから先制したことで、10人のアーセナルは完全に守勢になってしまった。立ち上がりは攻めの姿勢を見せていただけに、11人同士のゲームが続いていたら魅惑的な攻撃の応酬が見られたのではないかと思うと、ちょっと残念。それともうひとつ。ベンチ入りしていただけにベルカンプの勇姿をもう一度見たかった!

とは言え、今最も魅力的なフットボールを展開するバルセロナはチャンピオンに相応しいチームで、12月にはヨーロッパ・チャンピオンとして日本にもやってくるので、良かったと思う。マジなバルサを観られる機会なんて、そうそうないチャンスだ。

さあ、これでいよいよワールドカップ・モードだ。「どこが優勝すると思う?」とか「何対何でどっちが勝つ?」といった予想はあまり好きではないが、ブラジル、アルゼンチン、オランダがベスト4に残るような大会になって欲しいと思う。そして前回のようなセネガル、トルコといったダークホースが活躍する可能性もある。日本がその役を担ってくれれば最高なんだけど。

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スペクタクルなフットボールが見たい!

Suna2006kakumaru遂にワールドカップ日本代表の23人が発表された。昨日は落胆で書く気になれなかったが、一日たって少し冷静になったので思ったことを書いてみたい。世間的に一番のサプライズだったのは久保の落選と巻の当選だ。体調が万全なら久保で決まっていたハズだけど、ここのところのJリーグ、代表戦ともに出来が悪かった。対照的に巻はJリーグでも調子が良く、代表戦でも動きの質、量の良さをアピールしていた。そして彼の気迫を買ったこともあるのではないだろうか。

問題は松井大輔が選ばれなかったことだ。フランスの一部リーグでアシスト・ランキング3位、今年1月には月刊MVPにも選ばれたタレントを持つプレイヤーだ。自分のことでもないのに、試合に負けたわけでもないのにあんなに口惜しかったことはない。昨日は日本がスペクタクルなフットボールから遠のいた日だった。

23人以外でこんな布陣はどうでしょう? けっこうやると思いますよ。
GK 曽ヶ端
DF 左から
相馬 闘莉王 松田 山田暢
下がり目のMFに今野
その前に長谷部 と阿部
ウイング気味に左に松井 
右が永井
1トップに久保

いやいや、そんなこと言っていても始まらないし、決まってしまったものは仕方がない。すべり込んだ巻、玉田、怪我している状態にもかかわらずジーコの信頼を得た柳沢にはがんばってもらわないと。一次リーグを突破して「ジーコ、オレが悪かった」と言わせてくれ!

最後にひとつ。落選したプレイヤーを引っ張り出してきてインタビューをするのもどうかと思う。僕の場合はたまたま久保のインタビューを生中継したものを見ていたのだが、「残念です」「がんばってほしいです」としか言いようのない、気の利かない質問ばかりで、本当に気の毒だった。

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ジーコ・ジャパン こんな布陣でどうだ !?

久々にサッカーの話です。

昨日のヨーロッパ遠征、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦に帯同したメンバーがどうやらワールドカップでの23人に限りなく近い存在となったようですね。いくらファンが「サントスがダメ」だとか「長谷部を代表に呼べ」などと言っても、ジーコの耳に届かないのは当たり前のことで、言うだけ空しくなるのが明らかなので、フォーメーションやプレイヤーの人選について言及するのは極力避けてきたのですが、やっぱり自分なりにいろいろ考えてしまうものです。メンバーがほぼ決まった現時点で、あえてこんな布陣はどうだ? というのを書いてみました。現実的に考えるとそれで守備は大丈夫? という感じのかなり攻撃的な布陣です。というのも日本のフットボールが今の段階でバランスだけを重視したり、小さく縮こまって欲しくない。より攻撃的で見ていて楽しい日本独自のフットボールを将来に向けて作っていって欲しいからです。

フォーメーションに関して日本にはトルシエ時代から馴染んできた3-5-2が合っているという意見もありますが、以下の2点により4バックの方が良いと考えます。

●4バックのほうが中盤がフレキシブルになり、よりヴァリエーションに富んだ面白いフットボールになる
●予選の対戦相手、オーストラリア、クロアチアがサイドからクロスをあげる攻撃を得意としてそうなので、3バックでは対応が難しくなる

4-4-2b
ディフェンス
まずはオーソドックスな4-4-2のディフェンス・ラインですが、高さがありフィジカルに強い松田を中沢と組ませ、左には突破力を期待してヴェルディからレッズに移籍した相馬(レッズでのサントスと相馬の左サイド争いもなかなか楽しみなのですが)。右はコンフェデレーションズ・カップ同様の活躍を期待して加地。

ミッド・フィルダー
彼が作り出す小気味のいいリズムが好きなので中盤の中心は小野です。長い距離のランニングや運動量、ボールコントロールに長けている長谷部が小野と組んでセントラルに。昨日のボスニア戦でもあまり流れに乗れてるとは言えないながら正確なコーナーキック、クロスで2アシストを決めた中村俊輔はトップ下よりもスペースのあるサイドから質の良いボールを供給させたほうが効果的だと考えて右サイドに。左サイドにはフランスでノリの乗っている松井大輔。それにしてもなんで昨日使われなかったんだろう??? サイド二人はキープ力もありタメが作れるし、張りっぱなしではなく中に入ってゲームメイクするセンスも持ち合わせている。昨年怪我で本調子になかった玉田のスピードも捨てがたいので、トップではなく左ウイング的なポジションで見てみたい。ずっと代表には呼ばれてませんが、ドリブルでの突破力があり、速さも持ち合わせた永井の右サイドも一度試して欲しいところです。

フォワード
ここまで調子が戻ってくれば、久保中心でいくのがベストでしょう。となるとパートナーは誰かということで考えていくと、ボールの受け方、飛び出しのタイミング、スペースの作り方が上手い柳沢が浮上。誰もが言うようにもう少し貪欲にゴールを狙い、シュートが上手ければ良いのですが、ゴールゲッターとしての資質ではなく、チャンスメーカーとしての能力を買ってみました。アメリカ戦やボスニア戦の時のように久保が孤立してしまって能力が発揮できていない時は、もう少しアクションのある大黒や、速いドリブルとテクニックを持っている大久保を交えたヴァリエーションを考えていくのが良さそうです。屈強なディフェンダーに久保の高さやフィジカルが通用しない時は、速さと俊敏性で勝負して欲しいところです。

4-3-3b
次に4-3-3-ですが、これは今、旬(?)なバルセロナ的なフォーメーションで、ディフェンス・ラインは同じと考えて良いのですが、ミッドフィルダーの一番下がり気味の稲本はとにかく相手の攻撃の芽を摘むディフェンス専門です。そういう意味では今野のほうが適任かもしれません。福西ではスピード不足とボールコントロールの能力で落選。ボスニア戦もちょっと危なっかしいプレーがあり、危険なエリアでボールを取られそうでいつもハラハラです。その上に位置する小野と長谷部はゲームメイクとセカンド・ストライカーの役割を担います。右に中村、左に松井は4-4-2と同様ですが、もっと高い位置のウイング的なポジションになり、トップは久保のワントップです。基本的に日本人のフォワードではワントップは無理だと思ってきたのですが、昨年のコンフェデレーションズ・カップで見たワントップ、ツーシャドウの形が良かったので、もう一度トライする価値はあるのではないでしょうか。その時は柳沢のワントップ、小笠原、中村のシャドウだったので、その応用的なフォーメーションとも言えます。肝心なのはワントップを孤立させないように小野、長谷部が必ずトップに絡んでいくこと。どうしてもあと一点欲しい時は稲本(今野)に変えて、スーパーサブとして切り札になり得る大黒やスピードのある大久保、玉田と交代、トップにあげて攻める。

◆4-2-2にしろ4-3-3にしろ、右の起点に俊輔、左の起点に松井をもってきたい、というのが肝心な点です。セルティック、ルマンでも実際にそういった使われ方をしてますし、攻撃面ではかなり効果的なハズです。
◆長い間日本に貢献してきた中田英と宮本は実績と経験、精神的な支柱としてもちろん評価しているのですが、あえて違うプレイヤーも見てみたいという願望と、二人とも最近少しプレーの質が落ちてきているかなぁ? と感じるからです。

といろいろ書いてきましたが、こういったフォーメーションのことよりも、気になるのがディフェンスラインを下げすぎていること。これはジーコが宮本を余らせてリベロ的なポジションを要求しているせいなのかもしれませんが、どうしても宮本をリベロ的に使うのであれば、中沢の前で仕事をさせるようにすれば、もっとアグレッシヴなディフェンスができて面白いと思います。ディフェンス・ラインが深くなりすぎると中盤の間にスペースができてしまい(最近バイタル・エリアなんて言われるようになりました)そこを突かれて悪い形になってしまうことがけっこうあります。押されてくるとどうしてもディフェンス・ラインは下がってしまいがちなのですが、そこで勇気を持ってラインをぐっと上げられる強さを持って欲しいと思います。長くなりましたが、こんな戦術論を書くことはこの先ないでしょう、多分。

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ビッグ・クラブのツアーと日本人サポーターにがっかり・・・

国立競技場のマンチェスター・ユナイテッドと鹿島アントラーズの試合を見に行ったのですが、自ら好んでというよりはチケットが余っていて、つきあいで行ったというのがホントのところです。どんなに強いチームでもこの時期にガチンコをするわけもなく、予想通りつまらない内容で鹿島が2対1で勝利しました。ただそのゲームの内容よりももっと悲しい出来事がありました。

鹿島のリードのうちにゲームが終わろうかという時に鹿島のディフェンダー大政が倒れていたので、それを見て鹿島の選手がボールを外に出しプレーを止めました。ここでマンUのサポーターからブーイングが聞こえてきたのです。しかしそのサポーターというのは日本人がほとんどだったと思うのです。いくらマンUが好きでも日本人が怪我で倒れているのにブーイングを浴びせるなんて、日本人としてとても情けない思いでいっぱいでした。しかもその時は気づかなかったのですが、あとからテレビ放映で確認したら、マンUのフォワード、ファン・ニステルロイがプレーとは関係ないところで岩政にうしろからケリを入れているのです。これはプロフェッショナル・ファウルではなく単なる報復行為で、レフェリーが見ていたら一発レッドの退場、レフェリーが見逃していても公式戦ならビデオ裁定で、何試合かの出場停止ものです。小笠原や本山のなめた勝利インタビューもこういったことが原因なんだろうと思い、残念でなりませんでした。

僕だっていいプレイヤーの素晴らしいプレーを見たいとは思いますし、「日本人なんだから日本のチームを応援しろ」と言うつもりはありませんが、日本人プレイヤーを非難するような行為はマナー以前の問題だと思います。試合がつまらない上、こんな思いをするくらいなら、今後ビッグクラブの金儲けツアーの試合なんかには絶対行くもんかと思ってしまいました。

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炎のストッパー 

並はずれたスピードや絶妙のタイミング、熟練の技術。
スポーツ選手の鍛えられた肉体なしにそのエキサイティングなシーンは生まれない。
しかし彼らが持つ最大の驚異はその精神力ではないかと思う。

炎のストッパー 津田恒美が7月20日で13回忌を迎えた。
悪性の脳腫瘍に冒され、入院中のベッドの上で寝返りさえもうてなくなった身体。
「もう一度投げたい」という思いひとつで、軽くキャッチボールができるようになるくらいにまで回復させた。
残念ながらマウンドでその勇姿を再度見ることはできなかったが。

夫人が書いた闘病記「最後のストライク—津田恒美と生きた2年3カ月」
チームメートが津田を見舞うシーンなど
涙なくしては読めない。

こんな話を耳にした。広島市民球場がドームにならないのは、
そうしてしまったら津田が空から試合を見られなくなるから・・・

Tsuda

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