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フェイセズへのアトランタからの回答???

Sats_1小汚い格好と泥臭いサウンドがまさにアメリカン・ロックンロール・バンドといった感じで大好きなのがジョージア・サテライツ。現在のロックシーンにおいてこういったストレートなロックンロール・バンドが壊滅的になってしまったのは寂しい限りです。86年に「Keep Your Hands To Yourself」という曲が大ヒットし一躍有名になったバンドですが、当時は「南部のフェイセズ」とか「ど田舎のAC/DC」とか言われていたりしました。ストーンズ、フェイセズ、ジェリー・リー・ルイスといった先輩達のロック・スタンダードを織り交ぜたライヴ・パフォーマンスは定評があり、演奏がそれほど上手いわけではないのですが、いつのまにか観客がノリまくってるみたいな感じのロックンロール・ショーを演ってくれていました。

最初の来日公演には行けなかったのですが、こんな音源がブートレッグとして残されてます。87年の中野サンプラザのライヴで、「アメイジング・グレイス」(ロン・ウッドのスライド・ソロの際の十八番ですね)から流れ込む、ドライブ感たっぷりのスライド・ギターをフィーチャーした「Can't Stand The Pain」という曲です。
「11_ricks_guitar_solocant_stand_the_pain.mp3」をダウンロード

最近いろんな動画がアップされていて重宝しているyoutube.comを探していたらなんと夜のヒットスタジオに出演してた映像が。確かにこの頃は全米2位のヒット・ナンバーもあってホットな存在ではあったのですが、それにしても時代を感じます。
http://youtube.com/watch?v=MnYOIHikE6k

Sats1大ヒットナンバー「Keep Your Hands To Yourself」やアップした「Can't Stand The Pain」が収録されたメジャー・デビュー・アルバム。初期ストーンズのモノクロのイメージを意識してますね。

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ミック&キースに対するボストンからの回答???

Aerosmith僕が洋楽を聴きだした80年頃はクイーン、キッス、エアロスミスがまだロック御三家と言われていたような気もしますが、今思えばキッスとエアロはやや人気が下降気味で、チープ・トリックやザ・ナックが台頭しつつあった時代でした。その後間もなく、ジョー・ペリーがエアロスミスから脱退し、次第にバンドの勢いもなくなっていってしまいました。しかし、ジョー・ペリーがバンドに復帰してから『パーマネント・ヴァケーション』で見事に復活。「エンジェル」や最近では映画アルマゲドンのテーマ「ミス・ア・シング」などの大ヒット曲も生み出しました。

先輩ロック・バンドのストーンズやツェッペリンとも比較されてきたバンドですが、ストーンズが何年もヒット曲を出せないでいる一方、エアロがヒット曲を生み出しているのはバンド以外のソングライターを巧みに取り込んでいるからで、そんなしたたかなところもロックンロール・バンドのトップとして君臨している所以だと思います。加えてライヴ・パフォーマンスのクォリティも人気の秘訣だと感じます。最後に観たのは「ゲット・ア・グリップ」のツアーでしたが、ヨレヨレの演奏をするストーンズとは違い、しっかりしていた演奏をしていました。ドラム、ベースがきっちりしている上、セカンド・ギタリストのウィットフォードがタイトな演奏をするので、ジョー・ペリーが少々ラフでもカッコいいんですよね。

そのジョー・ペリーがスライドを披露するのが彼らの初期の代表曲のひとつ「ドロー・ザ・ライン」です。90年2月20日の武道館でのライヴで、スライドのソロから流れ込み、次の曲への布石であるドラム・ソロはオマケです。

「12_draw_the_line.mp3」をダウンロード

Livebootleg僕にとってエアロスミスと言えば「ライヴ・ブートレッグ」が圧倒的にNo.1アルバム。ラフで乾いたサウンドはこれぞエアロスミス!といった感じで、 エアロ好きな方でまだ聴いてない方は必聴です!  「ドロー・ザ・ライン」はもちろん、ストーンズの『ラヴ・ユー・ライヴ』を意識したのか、小さなクラブでのギグも収録されているのもgoodです。

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ロック界きってのバイプレイヤー

Ronnierod歴代のストーンズのギタリスト、ミック・テイラー、ブライアン・ジョーンズのスライド・プレイを取り上げたんだから、ロン・ウッドを紹介しないわけにはいきません。ジェフ・ベック・グループ、フェイセズ、ストーンズとビッグ・グループを渡り歩いてきた足跡はロック界きってのバイプレイヤーという言葉がぴったりな気がします。ギタリストとしてはストーンズよりもフェイセズの時の方が輝いていたと思っている人は少なくないと思いますが、僕もその一人です。荒削りだけどカッコいいというのが彼の特徴でしょうか。そしてそのまんまその特徴はフェイセズにも当て嵌まります。いつでも酔っぱらっているような、なんだか千鳥足的グルーヴが気持ちよいロックンロール・バンドですね。ロン・ウッドのスライドはデュアン・オールマンの影響を多分に受けているせいもあり、オープンEチューニングでプレイされます。でもデュアンと比較するのは可哀想だからやめてあげてね(笑)

そんなわけで72年のライヴからロニーのスライドがフィーチャーされたフェイセズ唯一の(?)ヒット曲ステイ・ウィズ・ミーです。
「04_stay_with_me.mp3」をダウンロード

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