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Happy Birthday !

ワールドカップ・ショックを引きずったまま更新が滞ってしまいましたが、少しずつ再開していきたいと思っています。

オシム体制が固まり、反町さんがアンダー21の監督とフル代表のコーチを兼任し、オシムが各年代をも統括していくというシステムはとても好感が持てる。トルシエの時は彼がオリンピックやユース・チームの指揮も執ったが、ジーコの時はフル代表と下の年代のチームでそのような統一感が見えなかった。オシムの言う「日本らしいフットボール」が構築され、僕らが熱狂できるようなチーム作りを期待したいものです。TBSのドキュメンタリー番組みたいだけど、「ジャパン・フットボールが新たなバースデイ」を迎えることを望みたいものです。

Wtnywizバースデイと言えば今日7月26日はストーンズのミック・ジャガーのバースデイ。何かと引き合いに出すことが多いのですが、34年前のミックのバースデイのマジソン・スクエア・ガーデンのライヴからミック・テイラーのスライドがスリリングな「All Down The Line」です。

「01_all_down_the_line.mp3」をダウンロード

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リカバーできません サムライ・ブルーの惨敗から・・・

2戦目を終わったところで予選突破が相当厳しいことはわかりきっていたけれど、例え負けたとしても、優勝候補のブラジル相手に内容の良い試合をし、日本代表の進化を世界に示してくれると思っていた。結果は、世界が近くなっていたと思っていたのに、実際はまだまだだったことに愕然としてしまった。なんかこのやりきれない喪失感は失恋した時とちょっと似ているものがある。

Osim未だワールドカップの途中だというのに次期監督がオシムにほぼ決定した。現段階としてはベストの選択ではないかと思う。彼なら良い方向に導いてくれるハズ。彼のことを書いた「オシムの言葉 - フィールドの向こうに人生が見える」はテレビ番組のブックセールスによると3位に入っているそうで、驚きだ。僕の今の気持ちを少しでも和らげてくれるきっかけになるのではないかと期待し、各店で在庫薄のこの本をゲットしてきて読み始めようと思った昨日、中田英寿の引退が発表された。

正直、彼のプレースタイルがそれほど好きなわけでもなく、少し冷酷にもとれる言動もあまり好きにはなれなかった。しかし衝撃は大きかった。理由はわからない。日本人のフットボーラーの引退がこれほど世間に与えたのは間違いなくこれが初めてだ。誰もが感じているように一時代の終焉を感じてしまったからかもしれない。

ワールドカップに話を戻すと、個人的には8回目のワールドカップを迎え、日本は3回目の出場となった。初出場となった98年大会は出場するだけである意味満足だった。02年は自国開催で予選リーグも突破。最後のトルコ戦だけはモヤモヤの残る結果となってしまったが、後のトルコのゲーム内容を見れば負けたのも納得できた。だから、結果どころか日本がどんなチームであるのかさえ見せられないまま敗退した今大会が個人的には最も堪えた。これからイタリアVSドイツ、フランスVSポルトガルの準決勝でいよいよ大詰めをむかえているが、残念ながらいままでのワールドカップのようには楽しめない自分がいる。

しかし日本はフットボールもワールドカップの歴史もまだまだ浅い。僕がワールドカップを見始めた頃、ブラジルは負けるたびに自殺者が出たり、ショック死する人が耐えなかった。最近でこそそんなに極端なニュースは聞こえなくなったが、そんな歴史を持つ国には、まだまだ敵わないのだ。

さすがに自殺者までは出ないにせよ、今回の惨敗に心底落胆し、日本を代表するプレイヤーの引退に茫然自失となった我々は、こんな経験を乗り越えてこそ強国と闘える国になるのかもしれない。本当の意味での世界への第一歩、一時代の終焉ではなく、新しい時代の始まりだと思いたい。

Warumono著者の木村 元彦さんは旧ユーゴのフットボールに明るく、「悪者見参—ユーゴスラビアサッカー戦記」は本当に名著だと思います。「オシムの言葉 」を読んだなら、是非こちらも読んでみてください。

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